英国メーカーAVONのタイヤ。
オンオフ比率は50:50。
前がAV84、後ろがAV85。
フロントが110/80で一回り太い。

比較対象:基本E804/805、一部GP-210

オン性能
ごつごつ感が薄れる感じはする。
始動→低速でそう感じることが多い。
乾いた路面で滑る感覚は無し。
カーブでも安心して曲がって行くことが出来る。
レール上を曲がって行くような感覚。

濡れた路面でもE804/805よりは安心感がある。

グルービングで車体が振られるようなことはなくなった。

ロードノイズは全体的に小さくなったが、3〜40キロあたりでウワンウワンといった感じの音がよく響く。
減速時に顕著。
高速域ではノイズも振動も少なくなったように思う。
E804/805であった8km/hあたりの共振現象は、交換して2000キロ時点では発生していない。

フロントが太くなったことによる違和感はほとんどない。
取り回しは少し重くなったかもしれない。

オフ性能
E804/805に比べ若干低下。
フラットダートでのコーナリングの際、35km/hあたりからフロントが逃げ始める感覚がある。
ただしフラットの直進ならば問題なく加速できる。

泥濘は要検証。

泥の積もった路面では刺さるようなことはないものの、力が分散されるためか空回りはそこまでしない。

砂地だと車体適正的なものではあるが、発進させるまでがきつい。
2速発進をおすすめ。
走り出してもスピードが乗るにしたがってフロントがフワフワとする。
凹凸を拾って流されているといった感じ。

氷路面ではまったくグリップすることなく滑っていく。
フロントブレーキをかけても無抵抗、リアは空転して進む気配なし。
雪路面は要検証。

アクセルターンはE804/805に比べるとやりやすい。
傾けたときに角が刺さりにくいからだと思う。

おまけ
総評としては「遠出した時の道の途中に、荒れてるところがあったら入ってみたい」という方に。
オン性能はE804/805よりいいため、ストレスなく走れるかと。
やや劣るとはいえ、軽いオフならばゆっくり走れば問題ない。

E804/805が固いというのもあるが、TREKRIDERはコンパウンドが柔らかい。
指で押すとモチモチした感覚。

マイナーであるため、国内に無い可能性もある。
2か月くらいを目安にと見積もりの時点では言われた。
ただし、COVID-19のような世界的に影響を与える出来事が起きた場合は1年近く待つことになる。

値段は前12000円、後13000円だった。

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